2007年08月31日

<柳の雨>

  ♪ 行く水に 雨がそぼ降る河岸の灯よ 
      傘が二つに人影も 更けて淋しきあの流し 

     駕籠で行くのはお吉じゃないか 下田港の春の雨 
      泣けば椿の花が散る 
 
     アレ 糸の音も忍び音に 柳が泣いているわいな





   【解説】  
 
   唐人お吉・・・

   お吉は17才で下田奉行所支配頭取・伊差新次郎に口説かれて
   異人(ハリス)の侍妾(じしょう)となり 大きく人生が
   変わりました。
   ハリスに仕えた期間は ほんの僅かでしたが お吉は
   「唐人」と罵られ 横浜に流れ 後に下田へ戻って小料理屋
   「安直楼」を開きましたが 酒に溺れて倒産。
   明治24年3月27日の豪雨の夜 遂に川へ身を投げ
   自らの命を絶ってしまいます。
posted by 美きえ at 09:14| 東京 ??| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月14日

<ぎっちょんちょん>

  ♪ 高い山から 谷底見れば ぎっちょんちょん ぎっちょんちょん
     瓜やなすびの 花盛り 
      *オヤマカ ドッコイ ドッコイ ドッコイ ヨーイヤナ
        ぎっちょんちょん ぎっちょんちょん*

  ♪ お前ひとりと 定めておいて ぎっちょんちょん ぎっちょんちょん
     浮気ゃ その日の出来心 *くり返し*

  ♪ 丸い玉子も 切りよで 四角 ぎっちょんちょん ぎっちょんちょん
     物も言いよで 角が立つ *くり返し*

  ♪ あの娘 良い娘だ ぼたもち顔で ぎっちょんちょん ぎっちょんちょん
     黄な粉付けたら なお良かろ *くり返し*




   【解説】
   天保の頃流行したビヤホン節の変化したもので 明治の中頃まで
   寄席でうたわれた。
posted by 美きえ at 09:17| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月13日

<品川甚句>

 ♪ あゝ だましゃがる 小窓開ければ 品川沖よ
    鴨八百羽 小鴨が八百羽 入船八百艘 荷船が八百艘 帆柱八百本
     あるよあるよ 朝来て 昼来て 晩に来て 
    来てこんとは 偽りな 来た証拠にゃ 目がちょっとダレちょる 
     酒飲んだ 誰よと誰よがちがちょる ハッハッ 
      ちがちょる ちがちょる ひちりかっぽ どて しょって   来いちょろちょろね

   船は出てゆく 煙は残る 残る煙が あー痛たったった しゃくのたね


    
posted by 美きえ at 09:49| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする