2012年01月01日

吹き寄せ・・・

 ♪ 春景色 浮いてかもめの ひい・ふう・みい・よう
 ♪ 数うる指も 寝つ 起きつ
 ♪ わしが在所は京の田舎の片ほとり 八瀬や
 ♪ 腹なる我が子を 闇から闇 どうぞ 助けて給われと 
    手に手引かれて 注連飾りならば
 ♪ 嘘と誠の二瀬川
 ♪ たとえ この川 渡せばとて そなたに難儀を掛けまいもの
    思うお方を 他人に寝取られ 腹が立つ
 ♪ 心は矢竹 藪垣の 見越しの竹を ひっそぎ 槍 小田の河原で
 ♪ 集う夕涼み 玉屋が取り持つ 縁かいな
 ♪ 探れば触る 間柴垣 ここは お庭先の枝折門 戸を叩くにも叩かれぬ
    不幸の報い 此の垣 一重がくろがねの
      紋は覚えの 三つ柏 よんで違わば 何としょ 
     サササ 何としょうか どうしょうぞいの 
       サァサ 捨てとけ ほっとけ
 ♪ 城の馬場で 日よりが良うて 合羽屋が 合羽干す にわかの天狗風
    合羽舞い上がり 合羽屋 親父が驚き慌てて 
      堀へはまる 上げておくれんかい
 ♪ 浮きつ沈みつ流れゆく 其の女 助け得させと
    実盛一人船端叩いて 焦れども
 ♪ 沖の暗いのに 白帆が サァ 見ゆる あれは
 ♪ 山寺の 和尚さんは 毬は蹴りたし 毬はなし
 ♪ 猫じゃ 猫じゃと おっしゃいますが 猫が 
    猫が下駄履いて 絞りの浴衣で 来るものか 
     オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ
 ♪ アァ 推量 推量 何を アアア アアア アァ 推量 推量 
     くよくよ川端柳 チョイト セノヨイヤサノセ 
    水のコラショ 流れを 実 見て暮らす ヤットセ ヨーイヤサ 
      サイショ アリャサ コリャサ ヤットネ アァ 推量 推量 
 ♪ 君が情けを 仮寝の床の 枕片敷く 夜もすがら


posted by 美きえ at 22:12| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする