2008年09月01日

<お座敷三下り>

 ♪ 春風にそよと 上がりし 奴だこ 
    骨が折れよが 砕けよが 
     人のしゃくりじゃ 切れやせぬ

 ♪ わが恋は 細谷川の丸木橋 
    渡るにゃ怖し 渡らねば
     想うお方にゃ 逢えやせぬ

 ♪ わが恋は 住吉浦の夕景色 
    ただ青々と 待つばかり
     待つは 憂いもの 辛いもの

     

  今回は2番をアップしています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  
 <番外編>

 ネットの友人 みんみんさまが 明石栄検みき光さんの
 『わが恋』という曲を アップされています。
 もしよろしければ そちらにも訪問してくださいませ。
     ↓
http://sky.geocities.jp/tears_of_ruby_grapefruit/ongen/wagakoi.htm



posted by 美きえ at 09:18| 東京 🌁| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
さっそく聞かせていただきました。
題だけだとピンとこなかったのですが、私もよく知っている唄でした!
二三吉さんのカセットに「三下り」の題で収録されています。
とても興味深く聴かせていただきました。みき光さんの「わが恋」は
上方端唄ですが、もしかしたら美きえさんの「三下り」と、もとをたどれば
同じ唄だったのかもしれませんね!ブログに私のサイトへのリンクを
貼っていただき、どうもありがとうございます。
Posted by みんみん at 2008年09月02日 22:27
みんみんさま♪
早速お聞きくださってありがとうございます。
唄も 最初は同じでも 伝言ゲームのように 少しずつ
形を変えてしまいますから 節や間合いが違ってくるのだと
思います。
今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m
Posted by 美きえ at 2008年09月03日 09:17
民謡にも「三下がり」と付く曲がありますけど…
未だに意味が分かりません(-m-)

お三味線の調子ですよね?
雰囲気に合わせたとか…。。

でも、切ない恋心が詠われていますね。。
Posted by 迷也 at 2008年09月05日 21:59
迷也さま♪
三下り・・というのは お調子を三下りで弾く・・という意味ですが
三下りの曲は 粋な感じに曲が比較的多いんですよ!!
Posted by 美きえ at 2008年09月07日 13:19
はじめまして。

たまたま読んでいた樋口一葉の「にごりえ」で、「わたるにやこわし渡らねば」と主人公が謡う場面がありまして、気になって検索したら、こちらにたどり着いた次第です。

唄のことなぞ、さっぱり知らない者なので、もっと宴席を盛り上げるノリノリなのを想像していたのですが、賑やかな訳でなく、かといって暗くもなく、なんとも言えない感じの調子なんですね。

えー、うまく言えないのですが、とにかく実際の唄を聞かせて頂き、ありがとうございます。
Posted by つつい at 2008年10月06日 20:44
つついさま♪
ようこそお出で下さいました。
樋口一葉さんの作品の中に出てきたのですか。。
それは存じませんでしたが でも 皆さまに色々な事を
教えていただいてありがたい限りです。

この曲は・・・私は「お座敷三下り」と書きましたが
「お座附三下り」という言い方もありまして お座敷の
ちょっと小粋なイメージを私は感じつつ唄っています。

また お時間があればお立ち寄りくださいませ(^-^)
Posted by 美きえ at 2008年10月07日 18:06
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