2008年11月16日

さいこどん

 ♪ 恋の痴話文ナー ねずみに敷かれ 
     猫に頼んで 取りにやる

   *ズイトコキャ イワイデモ カマウコタナイ 
     サイコドンドン サイコドンドンサイコドンドン 
       ササ サイコドンドン*

 ♪ 羅生門よりナー 晦日が怖い 
     鬼が金札 取りに来る。

   *くり返し*

 ♪ すねて 怒らせナー 私ゃ 気が揉める 
      こいつは 拗ねなきゃ コラヤノヤ 良かったわね 

   *くり返し*





  【解説】
  1887年(明治19年)頃から流行。
  庶民の生活を歌ったもので 文明開化とは言うものの
  世情は落ち着かず 物価は上がし庶民の生活は苦しかった。
  歌詞では 晦日にやってくる借金取りを羅生門の鬼に
  見立てている。

posted by 美きえ at 22:25| 東京 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ぱっと見て…西郷どん?なんて勘違いしました。。
タイトルは借金取りのことなんですかね?
明治の香が感じられる曲です。。
Posted by 迷也 at 2008年11月19日 20:51
何だか 意味がわからないのですが 何となく どこかの
方言なのかな?と思います。

とてもマニアックな唄なのですが 先日兼好師匠が
口ずさんでいたので アップした次第です(^^ゞ
Posted by 美きえ at 2008年12月02日 10:21
いつも楽しく勉強させていただいております。
さて、この「さいこどん」という端唄は熊本の玉名地方に伝承されている「肥後の俵積出し唄」と同一のものと思われますが、解説にお書きになっていることの他にこの唄にまつわる話をお聞きになっていることはありませんか?
現在、「肥後の俵積出し唄」の由来について調べておりますのでご多忙中恐縮ですがよろしくお願いいたします。
Posted by 柴田範房 at 2012年12月19日 11:20
柴田範房さま♪
お立ち寄りありがとうございます。
すみませんがお尋ねの件は 良くわかりませんので
ご了承くださいませ <(_ _)>
Posted by 美きえ at 2012年12月19日 12:04
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