末は野となれ山となれ 我(わし)が心は君ゆえならば
二俣川の船の内 思いのたけを 御察し(おんさし)
♪ 行くも帰るも五条坂 寒さにつけて酒ひとつ
それが互いの縁となり 確か編み笠 景清さんと
清水寺の別れ路も はかない縁と 御察し(おんさし)
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[解説]
女の哀れな心情が切々と唄われている古い端唄。
伊達家三代の当主 網宗が 吉原三原屋の高尾太夫を 意に添わぬと
つるし斬りにした事件を扱ったものと言われている。
京都五条坂の遊女”阿古屋”は平家の残党の大物 平 景清の愛人
であった。