♪ きりぎりす 時節とて 虫売り 女衒(ぜげん)の手にかかり
江戸町々をかごに乗り 売られて買われて 身も細る
ほんに 思えば 苦の世界 きうり切られて 勤めの身
親たちゃ 草葉の陰で泣く 思い切れ切れ きりぎりす
屋敷では 軒に吊られて 泣き暮らす
ままになるなら 飛んでゆきたや 草の宿
女衒(ぜげん): 江戸時代の遊女専門の紹介斡旋人
きうり(久離) : 永遠に縁を切る
苦の世界 : 廓などに身を置く身
2006年08月30日
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