♪ 数うる指も 寝つ 起きつ
♪ わしが在所は京の田舎の片ほとり 八瀬や
♪ 腹なる我が子を 闇から闇 どうぞ 助けて給われと
手に手引かれて 注連飾りならば
♪ 嘘と誠の二瀬川
♪ たとえ この川 渡せばとて そなたに難儀を掛けまいもの
思うお方を 他人に寝取られ 腹が立つ
♪ 心は矢竹 藪垣の 見越しの竹を ひっそぎ 槍 小田の河原で
♪ 集う夕涼み 玉屋が取り持つ 縁かいな
♪ 探れば触る 間柴垣 ここは お庭先の枝折門 戸を叩くにも叩かれぬ
不幸の報い 此の垣 一重がくろがねの
紋は覚えの 三つ柏 よんで違わば 何としょ
サササ 何としょうか どうしょうぞいの
サァサ 捨てとけ ほっとけ
♪ 城の馬場で 日よりが良うて 合羽屋が 合羽干す にわかの天狗風
合羽舞い上がり 合羽屋 親父が驚き慌てて
堀へはまる 上げておくれんかい
♪ 浮きつ沈みつ流れゆく 其の女 助け得させと
実盛一人船端叩いて 焦れども
♪ 沖の暗いのに 白帆が サァ 見ゆる あれは
♪ 山寺の 和尚さんは 毬は蹴りたし 毬はなし
♪ 猫じゃ 猫じゃと おっしゃいますが 猫が
猫が下駄履いて 絞りの浴衣で 来るものか
オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ
♪ アァ 推量 推量 何を アアア アアア アァ 推量 推量
くよくよ川端柳 チョイト セノヨイヤサノセ
水のコラショ 流れを 実 見て暮らす ヤットセ ヨーイヤサ
サイショ アリャサ コリャサ ヤットネ アァ 推量 推量
♪ 君が情けを 仮寝の床の 枕片敷く 夜もすがら
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