2007年03月24日

<立山>

  ♪ 浮世離れて奥山住まい 恋も悋気も忘れていたが
     鹿の鳴く声聞けば 昔が恋しゅうてならぬ
      あの山越えて 逢いに来る




   [解説]
 
   山奥の侘び住まいでの独り暮らし、哀れを誘う鹿の鳴き声で
   昔を思い出し、里に下って世俗に染まる・・・という内容が
   しっとりと唄われる叙情曲。
   明治20年頃から関西で流行り 28年頃から東京でも
   唄われるようになった。

   悋気:嫉妬・やきもち


posted by 美きえ at 14:02| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
度胸定めて 惚れたる主に
いらぬ御世話じゃ 水さす人に
見せてやりたい
逢うたその夜の 二人の仲を
切れろと云うたとて 切れはせぬ

四條河原に 月影寒く
対の小袖も 涙にぬれて
死出の旅路を
二人手に手を 鳥辺の山へ
恋の炎に 煙立つ

峯の白雪 麓の水
今は互にてて居れど
やがて嬉しく
とけて流れて 添うのじゃわいな
あの山越えて 来やんせ

↑いつもの通り替歌情報です(笑)
やっぱり私は、元唄の歌詞がいちばん好きです。
曲もいいですよね。しっとりと落ち着いて。
唄うのは難しいな〜といつも感じています。
勝太郎さんや二三吉さんのレコードでこの唄を
覚えたのですけれども、美きえさんの立山が
いちばん好きです。
それぞれに良さがあってみんな好きなんですけど、
特に美きえさんの声や唄い方が唄の世界にぴったりで
素晴らしいと思いました。
Posted by みんみん at 2008年02月19日 01:26
みんみんさま♪
私も 『度胸』と『四条川原』は知っていますが きみ榮師匠が『度胸』も唄っていらしたので 私も唄うのですよ!
どちらにしても ライブの時などに 季節などに応じて唄い分けられると良いですよね!!

それに・・私の唄をお褒め戴いて 本当に嬉しいですルンルン♪ q(^-^q)
近日中にアップしますね!!

Posted by 美きえ at 2008年02月19日 09:25
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック