2007年09月10日

<有明>

 ♪ 有明の灯す油は菜種なり 蝶が焦がれて 逢いに来る
    もとをただせば深い仲 死ぬる覚悟で来たわいな
     * ハア 是非とも是非とも *

 ♪ 気安めか だます心か知らねども 今朝の別れにしみじみと
    辛抱せよとの一言が たより無き身の力草
     * くり返し *

 ♪ 今朝も羽織の綻びを 私(わし)に 縫えとは気が知れぬ
    嫌な私に縫わすより 好いたあの娘(こ)に 頼まんせ
     * くり返し *

 ♪ 言うならば 言わしておきなよ 何とでも 
    戸は立てられぬが 他人の口 浮名怖さに 切れるよな 
     そんなまた容易い(たやすい)仲じゃないじゃないかね



   [解説]
  菜の花が種となり油に変わっていっても 蝶は恋人のように 
  美しい花の 昔を懐かしがって 香りを慕ってくるという内容が 
  しっとりと唄われている。
  大正の初めに一時衰えていた流行が復活し 囃子言葉
  ♪ハア 是非とも是非とも が付き 多くの替唄が出来た。

  ”有明”というのは 古語に言う夜明けまで付けておく行燈
  ”有明行燈”のことを言っている。
posted by 美きえ at 09:03| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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