揚がる流星 星降り(くだり) 玉屋が取り持つ縁かいな
♪ 春の眺めは吉野山 峰も谷間も爛漫と 一目千本二千本
んー花が取り持つ縁かいな
♪ 秋の夜長をながながと 痴話が昂じて 背中と背中(せなとせな)
晴れて差し込むあげ障子 んー月が取り持つ縁かいな
♪ 石川五右衛門 釜の中 お染久松 蔵の中
あたしと貴方は深い仲 最中が取り持つ餡かいな
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[解説]
明治23年頃に地唄、筝曲を修業していた徳永里朝が寄席の高座で
俗曲を唄い、文久(1860年)の頃に作られたであろう”四季”という
唄を復活させ多くの人が唄うようになった。
玉屋:玉屋市兵衛
鍵屋:鍵屋弥兵衛
痴話:恋人達が戯れにする話