つとめじゃえ 苦界じゃ 許しゃんせ
♪ 待てば添われる 身を持ちながら せいて世間を狭くする
せかなきゃね 先(せん)越す 人がある
♪ 疑い晴れたら この手を離せ 他所で浮気をするじゃなし
車もね 来ている 夜も更ける
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[解説]
幕末から明治にかけて 多くの人に愛唱された。
日本髪の左右側面の張り出した部分を”鬢”と言い、それが乱れたのは
他の男に気を許したからだと 責められる様子を唄っている。
苦界:苦悩が多い・・・この場合遊郭の事を言う。
♪ もしも 私が鶯ならば 主のお庭の梅ノ木で
惚れましたとエー たった一声聞かせたい
♪ 袖のほころび 垣根のとがよ それをあなたに疑られ
ついしたえ 粗相じゃ 許しゃんせ
♪ 雨がしょぼしょぼ 降るその中を どうしても あなたは
いなんすか 待たしゃんせ まだまだ 言いたい事がある
♪ 今朝の別れに 鳴いたるカラス 何が悲しゅうて 鳴くのやら
いくら鳴いたとてさ 締めたえ この手が離さりょうかさ
♪ もしも 私が鶯ならば 主のお庭の 梅の木に たった一声サ
惚れましたとエ〜 焦がれ鳴く声 聞かせたい
♪ 猫になりたや あの家の猫に 好いたお方の 膝まくら
たもとちょいとくわえ じゃれて 口舌がしてみたい
♪ 今朝の別れに 鳴いたるカラス 何が不足で 鳴くのやら
いくら鳴いたとてサ 締めたエ〜 この手が放さりょか
曲名は知っていましたが、初めて聴きました。。
歌詞が切ないですね〜。
遊郭に身を置く女性の心情、切なさを語る感じる曲ですよね。。
ありがとうございました。(^^♪
五大端唄・・そうでしたか。。
あまり意識していないので わかりませんが 何となく 悲しげな歌詞が多いと思います。
1番は特に遊郭に身を置く女性を感じさせますが それ以外でも 全て他所のご主人さまに思いを寄せる切ない女心を思わせますね!!
『春雨』『夕暮』『秋の夜』『御所車』『梅にも春』
とっいうことでした。。御所車?って香に迷う…。
この曲にも、梅と鶯の取り合わせがあるんですね。
これも そのひとつです
↓
<裏のせどや>
♪裏の背戸やに チョイト 梅植えて 梅植えて 鶯の来る様に
チョイト 梅植えて 鶯とんまらかして ホオホケキョ
ホーホー ホーホーホーホー ホーケキョ
「鬢のほつれ」の歌詞は、鬢の…、袖の…、雨が…の三節しか知りませんでした。
はい・・これからも頑張りますので 時々覗いて下さいませね!!
私もみんみんさんに教えていただける事が沢山あって 本当に嬉しく思っています。
今後とも宜しくお願い致します。