ゆかし懐かし宮城野信夫 浮かれまいぞえ
松島ほとり しょんがえ
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[解説]
仙台地方の民謡として化政期(1804〜1830)に唄い出されたと
思われる。
伊達模様 :粋な姿
宮城野信夫 :浄瑠璃”白石囃”の宮城野・信夫姉妹の事
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■碁太平記白石噺<揚屋>■
ごたいへいきしらいしばなし<あげや>
12歳で身を売った宮城野は美しく心根もよいとして人気は群を
抜いている。
その廓に田舎くさい娘が連れてこられる。
それは観九郎にかどわかされかけていた信夫であった。
5歳で別れた妹と確信する。
両親の安否を尋ねる宮城野に信夫は父が5月に悪代官に
刺殺されたが証拠がなく仇が討てずにいると告げる。
更に信夫は母も悲しみのあまり6月16日に亡くなったと告げ、
姉を探して共に父の仇をうとうと考え坂東巡礼のなりで江戸へ
出て来たと告げる。
主人の惣六が温かいはからいをしてくれて 大門を出て行く。
そっちを読んでからお邪魔しました(^^!
「しょんがえ」というのは、さんさ時雨の
「ショウガイナ」と同じ系統の囃子言葉でしょうね。
でも 私が習っている最中は こういう事に関して 誰も教えてくれませんでしたし 誰も質問もしませんでした。
古き良き時代は 師匠も弟子もお芝居などで見て知っていたのでしょうかね?
しょんがえ・・は 仰るとおりだと思います。
その口説では、宮城野と信夫が父親と一緒に田の草を取っていたときに、父親が何気なく草を畦道に投げたらそれが通りがかった志賀団七に当たってしまって、父親が殺されるところからはじまります。
その後、苦難の旅路の果てに団七を殺してヤレうれしや、といった感じで終わる長編の口説です。
農村部では大変人気があったようで、団七踊りという特別の踊り方まであります。それはもともと手踊りだった盆踊り唄に合わせて踊るアヤ踊りで、女・男・女というふうに3人組になって、それぞれ宮城野・団七・信夫になりきって竹刀を打ち合いながら踊る、変わった踊りです。
間違えて名前の欄に「宮城野と信夫」といれてしまいました。
コメントありがとうございます・・というか 貴重な情報をありがとうございます。
私自身も 調べたものを ただ編集してアップしているような状態で 詳しい事がわからずに折りました。
とてもわかりやすく解説してくださって 本当に感謝しています。
今後とも そういう場合はどんどんコメント下さいませm(._.*)mペコッ