2008年02月26日

<春はうれしや>

 ♪ 春はうれしや 二人揃うて花見の酒 庭の桜に朧月
    それを邪魔する雨と風 チョイト 散らして また咲かす

 ♪ 夏はうれしや 二人揃うて鳴海の浴衣 団扇片手に 橋の上
    雲が悋気して 月隠す チョイト 蛍が身を焦がす

 ♪ 秋はうれしや 二人並んで月見の窓 色々話を 菊の花
    しかとわからぬ 主の胸 チョイト 私の気を 紅葉

 ♪ 冬はうれしや 二人揃うて雪見の酒 苦労知らずの銀世界
    話も積もれば 雪も積む チョイト 解けます置き炬燵



  悋気   :嫉妬・やきもち
  朧月   :かすんだ春の月
  鳴海の浴衣:愛知県、鳴海の隣の有松で作られる木綿の絞り
posted by 美きえ at 09:25| 東京 ☀| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昔〜作った資料ですと…

1896年(明治29年)京都の人が作り祇園から
市中へ広まりました。
軽快で陽気な曲で、京都の四季折々の風情を歌っている
ため「京の四季」と呼ぶこともあり
歌い出しの歌詞から「春は嬉や」と呼ぶ場合もあります。

春夏秋冬という歌詞は祇園小唄と同じですね?
でも、この唄が京都が舞台とは…

軍隊関係では以下の歌詞もあったそうですね。。

♪春は嬉しや、一人しょんぼり歩哨に立てば
 花見帰りの、女学生
 これにみとれて、欠礼すりゃ
 ちょいと三日の、重営倉、コリャ!
Posted by 迷也 at 2008年02月26日 21:58
迷也さま♪
ちょっと質問です。
『京の四季』という別の唄がありますが それとは区別がつかなくなるので 『京の四季』という唄の別名があるのでしょうか。。

軍隊関係の替歌は 風刺がきいている場合が多いですね!!
『重営倉』・・今の人は絶対にわからない言葉ですね!!
Posted by 美きえ at 2008年02月27日 10:41
端唄本で歌詞を確認しましたが…まったく違いますね。。
勘違いしていたようです。。申し訳ありません…<(_ _)>

また調べようかなぁ。。。

軍隊関係の歌詞はたしかに面白いですね。。
風刺や自分の身の上を嘆くとか。。。
Posted by 迷也 at 2008年02月27日 19:50
迷也さま♪
もしかして 春はうれしや=四季の唄 ではないでしょうか?
私もはっきりしませんが もしかしてそんな感じの題名かな?と思いまして。。
Posted by 美きえ at 2008年02月28日 11:38
春は嬉しやは四季の酒の楽しさを唄ったものだともいいます。。
なんでも古くからある端唄の京の四季を作り変えた…
そんな解説がありましたけど。。

京の四季は明治28年に開催された「京都大博覧会」を記念して
作られた歌とありますから…それほど古くはありませんし。。。

京の四季、四季の歌、春は嬉しやなど色んな呼ばれ方をする…
そんなことも見てきましたけど。。。

美きえさんの仰る通りだと思いますけど…
果たして京の四季と本当に関係があるんでしょうかね?
Posted by 迷也 at 2008年02月28日 20:22
恥ずかしながら、TBしました。
相変わらずの“なぞり歌”でして、
Posted by 猪口山人 at 2008年03月02日 04:27
「春は嬉しや(四季の唄)」を、「京の四季」と呼ぶ場合もあるというのは私も本か何かで読んだことがあります。

ただ「京の四季」は2種類あるみたいで、片方は♪春は花、いざ見にごんせ…♪で始まる、有名な唄。もう片方は、下のような唄です。こちらは、私は聴いたことがなくて歌詞しかわかりません。


「京の四季」

春の眺めは嵐山、桜散り来る渡月橋
かつら渡しの筏船、しずが頂く花づくし

夏の景色は清らかに、賀茂の流れの夕涼み
闇も月夜もわが立つ床に、明を恨むる恋の山

秋町眺めは通天の、木の間木の間を敷島の
道も紅葉に埋もれて、暮れを忘るる人心

冬の景色は花頂山、四方は着けたり綿白絹
花かと吹雪を見まがわん、寒さを忘るる雪の暮れ


ただ、この唄も「春は嬉しや」とは字脚が違うので元唄とかではないかもしれませんね。

ところで、「四季の唄」にも2種類あるみたいです。「春は嬉しや(四季の唄)」と、「春の野に出て(四季の唄)」です。


「四季の唄」

春の野に出てサ、白梅見ればサーヨイ
露にびん毛がサ、イヨみな濡れる
よしてくんさいおぼろ月

夏の夜に出てサ、蛍を狩りにサーヨイ
露に団扇がサ、イヨみな濡れる
よしてくんさいお月さま

秋の夜に出てサ、七草つめばサーヨイ
露に小褄がサ、イヨみな濡れる
よしてくんさい女郎花

冬の夜に出てサ、砧を聞けばサーヨイ
露に衣がサ、イヨみな濡れる
よしてくんさい寒念仏


…この唄は、「秋の野に出て」や「コツコツ節」と似た節回しです。


「秋の野に」

秋の野に出て田の草見れば、サンヤレ
露で小褄が皆濡れかかる、よしてもくんな鬼あざみ


「コツコツ節」

春の野に出て若草つめば サンヤリ アーコツコツ
露は小褄に皆濡れかかる
よしておくれや鬼あざみ アーコツコツ


…長くなってすみません。
Posted by みんみん at 2008年03月02日 09:42
迷也さま♪
困っていたら みんみんさまが お知恵を下さいました。
みんみんさまはお若いのに色々ご存知で いつも教えていただいています。



猪口山人さま♪
いつも 有り難うございます。
早速 お邪魔してきました。
いつもながら 楽しい・・というか =^-^=うふっ♪です。。
先月だったか 『たき火』・・これもお腹抱えて笑ってしまいました〜〜(*^-^)
これからも 宜しくお願い致します。



みんみんさま♪
『京の四季』(春の眺め〜)は この歌詞でも是非唄ってみたいと思います。
それから ♪秋の野に出て〜という唄は聞いた事がありますが 『四季の唄』は 聞き覚えがありません。
でも 心に留めておけば 何かの折にめぐり会うかも知れませんものね!色々ありがとうございました<(_ _)>
Posted by 美きえ at 2008年03月02日 21:52
初めまして。
とても良い曲で心惹かれました。

『上方落語 寄席囃子の世界』に
出囃子のページですが、この曲の解説が載っておりまして、
「春は嬉しや 二上り
俗曲「春は嬉しや」を寄席囃子に転用したもの。
この曲は上方の俗曲「なにわの四季」に対抗してできたようで「東京四季」とも言われる。
だから寄席でも単に「四季」と呼ぶこともあった。」

解説は、林家染丸師によるものです。
コメントの中で、「東京四季」という言葉が出てきて
なかったので、書き込みさせてもらいました。

皆さん本当にお唄が好きそうですね。
落語ファンはたじたじです(笑)。
Posted by 湖涼 at 2014年02月17日 12:58
湖涼さま♪
コメントありがとうございます。
私も 皆さまに いつも教えていただいております。

何かの折に ふっと繋がって 腑に落ちる事もあります。
なので 本当にありがたいです(^-^)v

Posted by 美きえ at 2014年02月17日 13:26
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