雁鳴き渡る宵闇に 月影ならで 主さんに
焦がれて愚痴な畳算 思い回して ままならぬ
早く苦界を そろかしく
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[解説]
しっとりとした曲調で 治伊坊が 苦界に沈む女性の
愛しい男に寄せる想いを 手紙の文に仕立て上げた。
玉章:(たまずさ)手紙
愚痴: 言っても仕方がない事を言って嘆く
畳算: 煙管(キセル)を畳に落とし落とした所から
畳の編み目を縁まで数え 丁・半で吉凶・待ち人を占う
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
借りまくりたるサラ金に 息するならで 返さんに
急かれて多寡は鼠算 払いかなわぬ ままならぬ
早く苦界を 神隠し
● サラリーマンのお小遣いが減ったそうです。嗚呼!
コメントありがとうございます。
本当に 給料は上がらないのに物価ばかり上がりまして
サラリーマンの悲鳴が聞こえてきそうですね!
我が家の夫は お弁当&水筒を持って お小遣いが少ないのを
我慢しております・・(^^;
気になったのが「そろかしく」という歌詞なんです。。
「苦界の生活に早く終止符を打ちたい」という意味だと思うんですが…
「ひそやかに」「しのびやかに」という意味もあるようですね?
長唄「その面影 二人椀久」という曲の最後の一節ですが。。。
「縁の糸ぞ そろかしく」色んな意味があるのかなぁ…
以下の端唄を見つけました。。
竹になりたや(端唄)
竹になりたや 糸竹だけ 元は 尺八 中は笛
末はそもじの 筆の軸思い まいらせ そろかしく
ええ それそれ そうじゃいな
何となく 個々の人に想像をさせるというような言い回しのような気もします。
『候(そうろう)』+『かしく(かしこ』)なのかな?・・と
私は思っていまして 『候』は
1 ようすをうかがう。
2 待つ。
3 物事の表面に現れるようす。きざし。
『かしく』=『かしこ』
・・と思うと 早く苦界(廓の中)から 出して欲しい その時を待つw。。
そして 女性の手紙のの終わりに添えるあいさつの語・・なのかな?・・と。。
ごめんなさい・・よく解りませんで・・(^^;
ところで 次回は 『竹になりたや』をアップしましょうか?
解説も楽しみにします!
そろかしく…。これといった意味は〜
私も分かりませんでした。。
美きえさんの3つの説に納得しますね(^^!
すみません…。要望ではないんですが。。
薄墨も笛が入りそうな曲だって感じました。。
これだけしっとりしていると…きっと合いますよね?
ここでは美きえさんのお三味線だけでも楽しんでいますからね!
当時も薄い墨で書くのは「凶事」の知らせだったようです。
だから「薄墨の玉章」というと「悲しい手紙」
「別れの手紙」って感じだったんでしょうね
昔の人って 墨の濃淡でも気持ちを表したんですねぇ・・・
しっとりした良い曲ですね♪
だから「薄墨の玉章」=「悲しい知らせ」
「別れの手紙」って感じでしょうか
昔の人って 墨の濃淡でも気持ちをあらわしたんですねぇ・・・
しっとりした良い曲ですね♪
>薄い墨で書くのは「凶事」の知らせだったようです。
>だから「薄墨の玉章」というと「悲しい手紙」
>「別れの手紙」って感じだったんでしょうね
↑
なるほど・・・色々な方のお知恵で 少しずつ色々な勉強をさせて
いただけます・・v(^_^v)♪ありがと~♪(v^_^)vございます(^_-)v
今後とも よろしくぅ(^o^)/ですぅぅ