2013年01月01日

七福神

 ♪ そもそもわれらは
     西の宮 夷三郎左エ門尉(えびすさぶろうさえもんのじょう)
      色の黒いは 大黒天よ 長い頭巾かぶりて 老楽姿の おやじさん
    誰じゃ誰じゃ 言わずと知れし 寿老人
      顔の長いは 福禄寿 
       布袋は 土仏(どぶつ)
    その中に美しいのが 弁財天女と ほめたれば
      そこで毘沙門腹を立て そこで毘沙門腹を立て

    なぜほめた なぜほめた 七福神のその中で
      弁天一人をなぜほめた というのも 野暮かいな
       笑う門には 福来る

posted by 美きえ at 14:11| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月01日

黒髪

 ♪ 黒髪の 結ぼれたる 思いには 
    解けて寝た夜の 枕とて 
     独り寝る夜の仇枕 袖は片敷く 妻じゃと云うて
    愚痴な女子の心も知らず しんと更けたる鐘の声
     昨夜の夢の今朝覚めて 床し懐かしやるせなや
      積もると知らで 積もる白雪

posted by 美きえ at 00:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月02日

春がすみ峠の茶屋

 ♪ 春がすみ峠の茶屋に 忘れしものは 
    まず煙草入れ 振り分け荷物に三度笠

     茶くみ女に 見惚れて そして見開く目玉をふたつずつ

    弥次さん 喜多さん 呑気なものだよ めんない千鳥の浮かれ旅


posted by 美きえ at 20:27| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月01日

いろは鳶

 ♪  締めろやれ ジャンと 打ち出す 半鐘に 
    当番あげる 上からは たとえ 纏を焦がすとも 
     あとへは引かぬ いろは鳶 

   撞いてくりゃんな 八幡鐘よ 可愛い お人の 目を覚ます 
    アレ 目を覚ます ヨイサ ヨイサ ヨイコレワノセ 
     そこで 締めろ中綱  

    粋な座敷の 出会いから 気も  藍染の 袖と袖 
     雪見花見と 誘われて 想いもまさる おしどりの
      離れぬ仲の 新所帯 嬉しい 首尾じゃ ないかいな

   アノ 半鐘は 近間の合図 刺し子半纏 手かぎをかざし 
     キリッと 締めた鉢巻は 好いた女房へ 
       見せる 勇みの晴れ姿 
    この 消し口ゃ もらったと 振りかざしたる 大纒 
     火の粉も風に 散る花 アア アア アア アーアーの
       盛りを競う 江戸桜 盛りを競う 江戸桜



【解説】
 半鐘:小型の釣鐘
 八幡鐘:富岡八幡の『明六つの鐘』で深川の遊里で遊ぶ者にとっては別れの鐘
 中綱:綱引車の中ほどにつけた綱

posted by 美きえ at 11:25| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月02日

色とえ

 ♪ 色とえ 色と言われて 添わぬも悔し
    添えば 浮名が立つわいな 
     エ〜 マ どうでも良いわいな

posted by 美きえ at 15:45| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月01日

仲町育ち

 ♪ 賑わいや 浮名 辰巳の色里に 園女(そのめ)
      桜か 糸桜 根づく 自慢の一節は
    菊弥が種の 唄の花 素足に競う意地張り 
       縁も深川仲町の 八幡鐘のきぬぎぬ 
     アレ 聞いたよな あの声は 主が十八番の佃節




八幡鐘 : 富岡八幡の『明六つの鐘』で深川の遊里で遊ぶ者にとっては別れの鐘
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2012年07月02日

いざや

 ♪ いざや 行きましょ住吉へ 芸者引き連れて 
     新地両側華やかに 沖にちらちら帆掛け舟 
    一艘も二艘も 三艘も四艘も五六艘も 
      おや追風(おいて)かいな ええ港入り 新造船
 
 ♪ 障子 あくれば 差し込む 窓の月明かり 
     とぼそまいぞえ蝋燭の 闇になったら とぼそぞえ 
    一丁も二丁も 三丁も四丁も五六丁も 
      おや とぼそぞえ ええ蝋燭を しょんがいな

posted by 美きえ at 10:01| 東京 🌁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月01日

わしが在所

 ♪ わしが在所は 京の田舎の片辺 八瀬や大原に牛曳いて
     柴打盤 床机頭へチョイト乗せ
    梯子買わんせんかいな 黒木買わしゃんせ 
      エエ エエ エエエエー

 ♪ 空が曇れば 雪がちらちらと これじゃ堪らぬ 熱燗で 
     呑め真っ赤に 酔えばそこらへぶっ倒れ 
    それじゃ色気も恋気もないわいな
      起こしてやんな エエ エエ エエエエー

posted by 美きえ at 08:59| 東京 ☔| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

舟に船頭

 ♪ 舟に船頭 ささやいて 今朝の出汐に首ったけ
      惚れて通えば 千里も一里じゃえ

posted by 美きえ at 12:51| 東京 🌁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月01日

並木駒形

 ♪ 並木駒形花川戸 山谷掘からちょいと上がり 
    長い土手をば通わんせ 花魁がお待ちかね 
     お客だよ あいあ〜い

 ♪ 花の吉原仲の町 幇間末社やおとりまき 
    浮いた浮いたで上がりゃんせ お二階でお手が鳴る 
     お酒だよ あいあ〜い

posted by 美きえ at 10:22| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月01日

薩摩さ

 ♪ 薩摩さ こりゃさ 薩摩と 急いで押せど

 ♪ 潮がさ こりゃさ 干潮で櫓がたたぬ


posted by 美きえ at 09:20| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月01日

吉三節分

♪ 月も朧に白魚の 篝(かがり)も・・・

   かすむ春の夜に 冷たい風も ほろ酔いの
     心持よく うかうかと
    浮かれガラスのただ一羽
     ねぐらに帰る川端で
      竿の雫か 濡れ手で粟

  おん厄払いましょう 厄落とし
    ほんに今夜は節分か 
   こいつは春から 縁起がいいわえ

posted by 美きえ at 10:48| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月01日

吹き寄せ・・・

 ♪ 春景色 浮いてかもめの ひい・ふう・みい・よう
 ♪ 数うる指も 寝つ 起きつ
 ♪ わしが在所は京の田舎の片ほとり 八瀬や
 ♪ 腹なる我が子を 闇から闇 どうぞ 助けて給われと 
    手に手引かれて 注連飾りならば
 ♪ 嘘と誠の二瀬川
 ♪ たとえ この川 渡せばとて そなたに難儀を掛けまいもの
    思うお方を 他人に寝取られ 腹が立つ
 ♪ 心は矢竹 藪垣の 見越しの竹を ひっそぎ 槍 小田の河原で
 ♪ 集う夕涼み 玉屋が取り持つ 縁かいな
 ♪ 探れば触る 間柴垣 ここは お庭先の枝折門 戸を叩くにも叩かれぬ
    不幸の報い 此の垣 一重がくろがねの
      紋は覚えの 三つ柏 よんで違わば 何としょ 
     サササ 何としょうか どうしょうぞいの 
       サァサ 捨てとけ ほっとけ
 ♪ 城の馬場で 日よりが良うて 合羽屋が 合羽干す にわかの天狗風
    合羽舞い上がり 合羽屋 親父が驚き慌てて 
      堀へはまる 上げておくれんかい
 ♪ 浮きつ沈みつ流れゆく 其の女 助け得させと
    実盛一人船端叩いて 焦れども
 ♪ 沖の暗いのに 白帆が サァ 見ゆる あれは
 ♪ 山寺の 和尚さんは 毬は蹴りたし 毬はなし
 ♪ 猫じゃ 猫じゃと おっしゃいますが 猫が 
    猫が下駄履いて 絞りの浴衣で 来るものか 
     オッチョコチョイノチョイ オッチョコチョイノチョイ
 ♪ アァ 推量 推量 何を アアア アアア アァ 推量 推量 
     くよくよ川端柳 チョイト セノヨイヤサノセ 
    水のコラショ 流れを 実 見て暮らす ヤットセ ヨーイヤサ 
      サイショ アリャサ コリャサ ヤットネ アァ 推量 推量 
 ♪ 君が情けを 仮寝の床の 枕片敷く 夜もすがら


posted by 美きえ at 22:12| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月01日

凍る夜・・・

 ♪ 凍る夜の 帯をこぼるる 帯揚げの 
    
    明けの色こそ 辛気なれ 片想い


posted by 美きえ at 08:53| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月01日

山中しぐれ

 ♪ 湯煙のかじか鳴く道 山中道は 夢も遥かな想い出小路(こみち)
     こおろぎ橋の欄干は 今も変わらぬ 湯のかおり

    ハァ 一夜逢えても 二夜と逢えぬ 旅のお方は罪深や

     出湯の街の唄聞けば 誰かが泣いているような


posted by 美きえ at 08:53| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年10月01日

待宵月・・・

 ♪ 待つ宵を 月まち 日まち 角に出て 
     細る思いを きりぎりす
   遅い来よと 松虫の早や早や 五つの鐘たたき
  
    残る暑さも 鈴虫や 夜長を集く 邯鄲の夢の枕が
     縁の端 それそれ あの角 まがり角




posted by 美きえ at 15:01| 東京 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年09月01日

舞扇・・・

 ♪ 春の宵 霞む 円山 おぼろ染 
    浮かれ烏や 群烏(むらがらす)良い夜桜の 

    かがり火に 枝垂れ桜か 友禅か まねぐ祇園の紅桜
     朱のぼんぼりに 色めきて 加茂の流れに 水鏡 

    京という字を だらりの帯が 堪忍どっせと 舞扇


posted by 美きえ at 08:35| 東京 ☀| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月01日

博多みれん・・・

 ♪ 赤い灯も 燃えて色めく 那珂川岸の 逢う恋 待つ恋 忍ぶ恋 
    きっと きっとと 指切りさせて 女を中洲 旅の風 
     
     独り 待つ夜は いつしか更けて 柳 散る 散る 涙散る 

   解くに  解かれぬ 博多帯 博多帯
    行かさぬ 行かさぬ いつまでも 川と恋とは 流れもの
     わたしゃ やつれているわいな


posted by 美きえ at 12:09| 東京 🌁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月01日

浜町河岸・・・

 ♪ 向うから来る 小提灯 夜風に消える 命とも 知らぬ
     箱屋の 峰吉が  ハッと驚く 白刃の光
     
    ほんに思えば 私ほど この世で 不幸な者はない
     小さい時から 浮き川竹の 流れに
      エー 映る ウー 乱れ髪 
 
     恋の花井の お梅の眉を
      細い柳に 偲ばせる 浜町河岸の 宵の三日月    



  
  【解説】
  明治26年6月9日夜に 『粋月』の女将 花井お梅が 
  箱屋の峰吉を殺した事件を題材にしている。
  小唄では 『青柳の糸』 『月梅薫朧夜』『花井お梅』
  『仮名屋小梅』などで演じられた。
     ↓
  「明治一代女」で有名






posted by 美きえ at 09:54| 東京 ☀| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月01日

宵宮

 ♪ オー エンヤリョー 
    木遣りゃ 纏の家の株 江戸を守りの 一筋に
      命を懸ける 勢い肌 その人柄に打ち込んで 
    仇な 柔肌 首抜きの 団扇使いの艶かし 
      色で 逢いしも 昨日 今日 踊り 屋台は明日の事
        闇に 解けゆく 肩と肩 祭囃子が追いかける


posted by 美きえ at 08:02| 東京 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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